ここでは、tabinoteを使った旅行の体験や知識を共有していきたいと思います。お得情報や旅のコツ、旅の楽しさを分かち合う場としてご活用いただければと思います。
目次
1.旅行代理店との比較 / 2.個人手配のメリット/デメリット / 3.ネパール国内線事情 / 4.Airbnb体験記 / 5.インド鉄道体験記 / 6.インドSIM・Wifi事情 / 7.ネパールSIM・Wifi事情 / 8.インドお勧めアクティビティとツアー例 / 9.ネパールお勧めアクティビティとツアー例
5.インド鉄道体験記
ニューデリー駅の時刻表
デリー近郊(インド基準)、200km離れたタージマハルで有名な都市アグラに鉄道で出かけました。
インドは時間さえあれば鉄道でどこまでも行けるそうですが、慣れない方が鉄道に乗るには色々ハードルが高いところもあります。
長い行列に並び、決して親切とは言えない係員からチケットを買い、二等席ならインド人と席の奪い合い、指定でも自分の座席を当日確認しなければなりません。
私もそこまでする気は無かったのですが、アグラ行きの手段の中で鉄道が一番早くリーズナブルに思えたため、体験してみることにしました。
ちなみにデリー-アグラの平均的な移動手段は以下の通りです(1インドルピー1.7円換算;2013年2月時点)。
- バス:1500~2000ルピー(2500円~3500円程度):片道4~5時間
- 自動車チャーター:デリー発の場合4000ルピー(6800円程度:コンパクトカーのTATA Indica):片道4時間
- 鉄道:一等席で片道700~1000ルピー程度(1200円~1700円程度):片道2~3時間
※飛行機もあり、片道4000ルピーくらいからありますが、空港までの移動で時間がかかりデリーからなら鉄道の方が便利なようです
なお、アグラで一日クルマをチャーターすると8時間で1200~1700ルピー程度(2000円~3000円程度)です。
アグラの世界遺産、タージマハル
チケット購入まではこちらをご覧下さい。
さて、チケット入手後の乗り方ですが、チケットに席が記載されている場合にはその号車・席に向かいます。
問題はチケットに席の記載が無い場合で、その時はホームに予約者の名前と席の対応表が貼り出されることになっています。
ヒンドゥー語(デーヴァナーガリー文字)で書いてあったりすることもありますので、わからなければ窓口に聞きましょう。たいてい公務員特有の(しかも旧社会主義体制)ぞんざいな態度で教えてくれます。
いずれの場合も、列車によっては号車が非常にわかりにくい場合がありますので、必ず駅員(鉄道に乗っているスタッフがお勧めです)に確認しましょう。
ホームに居る人に聞いてもまず適当な答えが返ってくるだけで、ロクなことになりません。
筆者はアグラからの帰路、20両はある西部ムンバイ行きの長距離鉄道(2時間遅れ)で、号車がわからず非常に苦労しました。
まずホームに張り出されている予約表がヒンドゥー語で全くわからず、窓口で聞いてたらい回しにされること15分、ようやく席を確認しました。
さて、列車がホームに到着したはいいのですが、号車番号がはっきり書いて無かったり、書いてあってもなぜか重複があったりして、しかも夜中で暗いためよくわかりません。
自分の乗る号車を探して200メートルはあるホームを1.5往復くらいしたあたりで無情にも列車が動き始め、仕方なく飛び乗りました。
乗って鉄道内の係員に尋ねるとあっさり見つかりましたが、最初からそうすれば良かった…。
巨大なアグラ・カーント駅
鉄道での旅はのんびりしていいものです。一等席の場合には熱々の食事も出て、なかなか豪華な気分が楽しめます。
注意すべきは前述の席の取り方と、遅れを前提に動く暇つぶし対策かと思われます。
また、ニューデリーなど観光客の多い駅ではしつこい客引きや詐欺師に注意が必要です。
一等席・エアコン寝台車の食事
続きはこちら>tabinoteで行くインド・ネパール旅行(6.インドSIM・Wifi事情)
前回はこちら>tabinoteで行くインド・ネパール旅行(4.Airbnb体験記)