tabinoteで行くインド・ネパール旅行（2.個人手配のメリット/デメリット）

まずはメリットからです。
先述しましたが、何と言っても安さが魅力です。
私の場合は旅行会社プランの半額以下、ホテルを同レベルに合わせてもせいぜい3万円くらいのアップですので、旅行会社のプランに無い観光をたっぷり付けても20万を切ります。
キャンセル料も、総額では無く個別の手配毎に払えば良いだけですので、予定を変更する場合も支出は少なく済みます。

次いで、価格と並び非常に重要なのが、行動の自由さだと思います。
滞在先で急に気が向いた・勧められたアクティビティ(筆者の場合日帰りトレッキングです)に気軽に参加できる自由度も魅力です。特に屋外の活動や観光は天候にも左右されますので、出発前にガチガチに予定を決めておくと悪天候の日に出かけるハメになりかねません。現地での手配なら「今日は天気が良いから」という理由で出かけることや、「体調が悪い」ということでホテルで過ごすなど、自由に決められます。
特に、インフラのあまり整っていない国や雨期のある国では予定が狂うことが当たり前ですので、行動をする・しないの自由度を残しておくことが大切と感じます。
カトマンズに着いたとき、当初は寺院史跡などのベタな観光地への移動を考えていましたが、滞在したタメルの街があまりに魅力的でそのまま街歩きをすることにしました。このような急な予定変更も個人手配ならではです。
天候や街の様子や宿のおっさんの話や隣の人との会話、街角のいい匂いや人の流れなど、現地で面白いモノに出会う機会は沢山あります。あまり事前に予定を決めすぎるとその可能性を損ねてしまいます。まして、予定の変更にキャンセル料がかかるならその旅は一歩も予定を踏み外せない緊張したものになりかねません。

デメリットは、やはり自分ですべて行わなければならないという点でしょう。
ある程度の交渉力(英語力というより、はっきり伝える/ひるまない力)が必要となりますし、値段の交渉などは疲れるものです。ガイド無しで、知らない土地を1人で移動するのは心細いということもあるかもしれません。
現地の観光やガイドで何かトラブルがあった時、旅行会社を通していればそちらにクレームを入れることが出来ますが、自分で手配した場合には自己責任になります。

アンナプルナベースキャンプ村でパチリ。こんな出会いも個人手配ならでは