LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(ハノイ編)

ここでは、tabinoteを使った旅行の体験や知識を共有していきたいと思います。お得情報や旅のコツ、旅の楽しさを分かち合う場としてご活用いただければと思います。

目次
LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(準備編1) / LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(準備編2) / LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(準備編3) / LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(ハノイ編) / LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(ホーチミン編)

(注:本事例は2012年7〜9月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいており、実際にtabinoteスタッフが体験した旅程と写真を使用しています。)

ハノイ出発当日

出発当日。まずは前回予約した東京駅-成田まで期間限定(9月末まで)片道800円で行ける、京成バスさんの「発車オ〜ライネット」を使って成田だ。
自宅から東京駅までは1時間弱なので余裕のつもりが、久々に東京駅に行ったので、バス搭乗口を間違え危うく乗り過ごしかける。汗だくで乗車。
バスは1時間で成田へ。急ぎでなければこれで十分だと思う。

チェックイン3時間前に到着。なぜそんなに早く行ったかというと

  • 予約しているグローバルWifiの機材が空港に届いているはずなのでそれをピックアップすること
  • 操作の確認をしておくこと
  • 分からない事があったらネットで調べつくしておくこと
  • 両替などもろもろ準備

などを事前に確認しておきたかった為。

まずはWifiの受け取りから。
Wifi専用カウンターがあるのかと思っていたが、荷物配送カウンターに届いているとの事に行ってみて気づく
つまり分からない事があっても、その場にいる人に聞いても分からないという事だ。これは取説を熟読せねば・・とまずはスタバで内容物を開く。

なるほど、このポーチごと持っていけばいいと。意外に入ってるなあ。

内容を読む限り、特に日本でwifi使う時と変わらなかったのでこのまま持っていく事にする。
このポーチ一式は空港で最後に返却するだけでOK。かなり気軽に借りられる事に安心する。

あとは、搭乗まで時間があまっているので、空港内の無料インターネットスペースで現地の情報を4travelで調べるなどして過ごした。
また、事前にアンドロイド携帯用ソフトのCurrency Converter旅行翻訳機をインストールしていったが、これが現地で相当役に立ったので(翻訳の精度は正直微妙なところもあったが、どうしても細かい説明が必要な時に言葉を分解しながら説明するのにとても役にたった。通貨コンバーターは、なければボラれても気づかなかったと思う。これのおかげで支払い交渉がスムーズだった)、現地でスマホやiPhoneを使う際には便利なソフトとしてお勧めしておきたい。

ハノイ到着

ハノイのノイバイ空港へ到着してすぐ、荷物受け取りの待ち時間を利用して早速Wifiをいじってみると、すんなりと繋がった。
これでもう何かあったらすぐにSNSごしに人に頼れる事が確定。心の底からほっとする。

また、LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(準備編3)で、到着した空港からホテルまでの移動について非常にナーバスになっており送迎サービスを頼んでいる事は前述したが、はたして?と思う間もなく、そこに私の名前が漢字で書かれたゲストカードを持つベトナム人男性が立っていた。まずは、日本では換えにくいベトナムドンに換金したかったので、空港内の銀行に案内してもらう。
また、3日後にはここからホーチミン行きの飛行機に乗るので、2階に移動し出発ゲートを確認しに行く。
ノイバイ国際空港の見取り図は見ていたので、やはりかなり小さい空港なのを実感する。

空港1階に戻り、送迎の車に乗ってホテルへ移動。
この移動の間の1時間、基本的に安心して乗っていられたのだが(一応googleマップで現在地は尋常じゃなく何度も確認はしていた)、車窓の風景がかなり衝撃的すぎて、写真を撮れないスピードなのを全力で悔やんでいた。(後の写真参照)

そしてホテル着。予約していますといいつつプリントアウトの紙を見せ、すんなりと部屋へ。
一人で寝るにはもったいないノリのベッドだ・・
これが朝食付きで一泊2536円なんて信じられないクオリティ。ツアーでこんなにいい部屋泊まった事ない!
自分でブッキングする事がどれだけ経費を削れるのかを心から実感した(円高も同時に実感)。

ハノイ2日目

今回の旅はすべてホテル朝食付きにしたので、ひとまずロビーへ。
こじんまりしたバイキング方式で、卵はフライド、スクランブル、オムレツを選んで焼いてもらえる。朝から十分おなかいっぱいに。

そしてまずは街散策へ。ホテルを出たところでいきなり絶句。み、道が、というか街全体が・・なんというか全体的にガッタガタ。

他にも衛生的に問題あるような様々な日常を目撃し、カルチャーショックで思考が止まったのでアホみたいなアイスを食べたりして落ち着いてみる。

とにかくどんな道を歩こうとバイクや車の量が半端じゃないので、身の安全を考慮&効率を考え、市内案内ツアーなど申し込もうと考える。
街をぶらつきながら、ガイドブックに載っていた大手旅行会社「シンカフェトラベル」と思わしき店を見つけ、店内へ。
フランス系アメリカ人と思われる男性と完全に英語でのマンツー対話。
前述した旅行翻訳機を併用しながら、翌日のハノイ一日ツアーはないか確認してもらうと1枠空いているという。
確認し、さてお金を払おうという段取りの際に電話が鳴り、目の前で予約が埋まってしまった事を知る。
翌日も一人でこの街をセルフで動くのかーとナーバスになるも、「ホアルー一日ツアー」なるものがあるよ、とyoutubeの動画(実にネイチャー系の)を見せつつ薦められる。
ハノイからなら有名な世界遺産の「ハロン湾」ツアーがあるのは知っていたが、行き帰りで相当時間をくう事が分かっていた為、ハノイ滞在が丸2日しかないのであれば行く必要を感じなかったのだけれど、「ホアルー一日ツアー」はガイドブックに載っていないので詳細がよく分からない、という点が大変気に入ったので、あまり深く考えずに申し込みを決定。$25を支払い(後日調べたらどうやらこれでもボラれていたようだ)、領収書をもらって、翌日の朝8時にホテルに迎えに来る、という約束を聞いて店を出た。

その後は湖畔で昼食をとり、日本から予約していった3時間マッサージ&エステ(2700円!)にいった後、休日にやっているというナイトマーケットへ繰り出した。
かなり荒々しい路上のプチ祭りを横切りつつ、今日のシンカフェのスタッフ男性に聞いていたおすすめレストランを探しあてる。
路上で和太鼓を叩き鳴らすヤンキー(いや、本当に)のプリミティブビートを聞きながら、ソフトシェルクラブの姿揚げなどをビールと共に。もちろん美味。
ハノイの2日目はそんな感じで終了した。

ハノイ3日目

朝食バイキングを楽しく食べ終え、朝の8時からホテルロビーで待機する。
ホアルーツアー、ガイドブックに書いてないのでぐぐってみたら、雲龍自然保護区の手漕ぎボートで渓流トリップなど、鄙びた感じを満喫出来そうだった。
とりあえず8時ちょっと前からロビーで待ってみるものの、15分経っても迎えが来ない・・。
フロントに言って、電話して聞いてもらうも、遅れていてあと15分かかるとの事。
しょうがないのでバイキングでコーヒーを飲みながら待つことそれから30分。もうだまされたのかなと思った頃にガイドが到着。
悪びれずこっちこっち!と誘導され、20人くらい乗った小型バスに乗り込む。

完全に英語のツアーなのでほとんど何を言っているかは分からないのだが、ガイドがまんべんなく自己紹介を聞き出すので、頑張ってスピーチをする。
あとはもう、着くまで適当にしてよう・・と思っていたら、隣に座ったベトナム女性がガンガン話しかけてきたので自然と会話に。
あまりに自分の英語が出来ないので逆に興味を持たれ、え?あなた(その語学力で)海外旅行にいろいろ行ってるの!?Braveだね!など驚かれたり、日本の女性は一人で旅行する人は多いのか?(そんなに居ないからたぶん私がそこそこCrazy)とか、お互いの仕事や境遇などを、ジェスチャーや筆記や適当英語をまじえ、大盛り上がりに。
必然、そこから一緒に行動する事になり、由緒正しいらしい寺でしつこくチップをたかられたりするのをうまくかわしてくれたり、渓流トリップのあまりのおもしろさに大爆笑し合ったり出来て、本当に素晴らしい出会いだった。

帰りの車ではすっかり寝こけてしまい、ハノイ中心で解散したのが夕方6時過ぎ。彼女にメールアドレスを聞き、写真を送ると約束して別れる。
思いがけない異国の地での交流に胸を熱くしながら、ハノイ中心地でたぶん一番か二番に高い建物のレストラン(でも確か5〜6階建て)から、街を見下ろしつつハノイの夜最後のディナーを。

ホテルに戻り、次の朝ホーチミンに行く便の事を伝え、飛行機のチェックインが7:10AMまでなので5:45AMにタクシーを呼んで欲しい事を伝える(余白がないと怖いので)。
早朝なので一時間はかからないとの事で、6:15AMに訂正される。まあ何とかなるか・・。
さて、ハノイがあっという間だが、明日からホーチミンだ〜。

続きはこちら>LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(ホーチミン編)
前回はこちら>LCCでベトナム(ハノイ〜ホーチミン)国内旅行(準備編3)


VELTRA