tabinoteハマです。
マイルを使って年に1~2度どこかへ行くのですが、2018年の今年は大阪伊丹空港からの京都にしてみました。
知っているつもりの京都ですが、意外に知らない場所もあるのでは・・?
私は前回行ったのが10年前だったため、京都タワーの横に大きなヨドバシカメラ(訪日対策?)が出来ていることにまず驚きました!
定番のカップル旅行や仲間との女子旅にはもちろん、いつもの1人旅にもおすすめ!
これからピークを迎える、秋の紅葉シーズンにもぴったりな場所をチョイスしてみたので、次の国内旅行の計画を立てる際、ぜひ参考にしてみてくださいね☆彡
※本事例は2018年9月時点の、主観に基づく情報です。
目次
- 1. 美しい中庭を眺めながらの湯豆腐&昼酒は最高「龍安寺」
- 2. 畳108畳のド迫力の天井画を1人で受け止めたい「建仁寺」
- 3. 創業40年、世界で一番美しい本屋10に過去選出「恵文社一乗寺店」
- 4. 廃墟カフェ「Cafe Independands(カフェ アンデパンダン)」
- 5. えっ?境内で梅酒祭り?「北野天満宮」
- 6. 戦地へ赴く気分で嗜むアイリッシュコーヒー「築地」
- 7. だし文化っていいよなあ「ねぎうどん」
- 8. 「厩戸皇子」担として行かずにはおれない「六角堂(紫雲山頂法寺)」
- 9. 下鴨神社へ行く前に、カルチャー拠点を訪ねてみる「出町座」
- 10. やっぱり落ち着く「イノダコーヒ」
- まとめ
1. 美しい中庭を眺めながらの湯豆腐&昼酒は最高「龍安寺」
世界遺産で有名な石庭を持つ龍安寺(りょうあんじ)は京都市北部の郊外にあるため、今までなかなか行く機会もなかったのですが、せっかく京都を廻るならまずは遠い場所からと、駅からカートを引いたままバスに乗って向かいました。
紅葉の時期をずらしたためか、それほど多くはありませんが訪日外国人多し。
美しい石庭を眺めて、しばしボーっとします。
緑が美しい季節のおかげか石庭よりも、その横の綺麗に整えられたお庭や、池の周りの小路などの静謐さなどに心を打たれながら歩んでいくと、ふいに「湯豆腐」の看板&のれんを発見。迷うことなくそのままのれんをくぐると、庭に面した大広間でお食事されている方々が。
素敵な中庭を見ながら食す湯豆腐と昼酒は絶品。
湯豆腐鍋は1人1,500円(ごはん別200円)なので、すでに食事を済ませてきた方でもつまみ感覚で充分愉しめます。
秋はもちろん紅葉が美しいでしょうし、冬は雪景色、春は新緑と、いつ来てもきっと素晴らしいと思います。
季節を選ばない場所として、ぜひまた来たいと思いました。
2. 畳108畳のド迫力の天井画を1人で受け止めたい「建仁寺」
京都で最も古い禅寺ということと、風神雷神の屏風と天井の双龍画が素晴らしいという事だけ認識していましたが、いざ行ってみるとそのサイズ感や存在感に素直に心を打たれます。
拝観料を払う建物に入ってすぐに、国宝の風神雷神がカジュアルに飾ってあって驚きました。
風神雷神の屏風絵を見るとすぐに本堂へ渡り、天井画を拝むことができます。
平成14年に建仁寺創建800年を記念して作られた最近の作品なので、水墨画でありながら非常に現代的でもあり・・
月曜朝イチに伺ったため1番乗りをしてしまい、静かに大興奮しながら誰もいない本堂でしばらく1人見上げていました。
何といってもサイズの圧倒感に言葉が出なかったです。
他にも館内では、こんな現代アートのようなふすま絵や石庭、禅の教えをあらわした「○△□乃庭」など、見ごたえがありすぎます。
しかもすべて写真撮り放題という、言い方が合っているかわからないですが「大盤振る舞い」に圧倒されました。
パワースポットというのは本来、こういう場所のことなのでは、と思ったのですが違うかなw
ちなみに、すぐ近くの「フォーエバー現代美術館」の入り口にある、草間彌生のかぼちゃを撮影するだけなら無料なので、ぜひインスタ「映え」も見逃さないで。
3. 創業40年、世界で一番美しい本屋10に過去選出「恵文社一乗寺店」
一乗寺までは市内から少し遠いのですが(京阪本線から叡山電鉄に乗り換え)、京都に来るとほぼ必ず寄っています。
かわいらしい外観は、古いのになんだか新しくおしゃれなんですよね。
選び抜かれて置かれているそれぞれの本の存在感が、全然変わらなくてよかったです。お店の方のセレクトにときめきたい場所。
本の他にも、アート作品の展示や雑貨・文具などもあります。店名が入ったボールペン(400円くらい)は芯の細く気持ちいい書き味のタイプで、つい買ってしまいます。
4. 廃墟カフェ「Cafe Independands(カフェ アンデパンダン)」
廃墟カフェ、という言葉はネットで調べていて見つけました。
行ってみた感想としては、そこまで「廃墟」感はないですね・・。市内の三条にあります。
外観は石造りのビルで古くともおしゃれです。1階はアートギャラリーと可愛らしい手作りアクセなどのお店でした。
地下に下ると、照明も落ち着いていてホールのような広い内観。レンガや木でかなり手の混んでいる感じを受けました。
ちょうどランチ時だったので日替わりのチキンプレートをオーダー。サラダとドリンク付き980円。盛りも多くてお得です!
お客さんの女子率が高いところは、廃墟というより女子受けするカフェの印象でした。
5.えっ?境内で梅酒祭り?「北野天満宮」
9月で開かれているイベントごとはないかなーと探していた折、こちらで催される梅酒祭りとかち合っているのを知ったので、是が非でも行こうと決めていました!
まずは珍しい「水みくじ」を選びます。賽銭箱の横に手水のような石桶があるので、そこで水をジャージャーかけます。
私は大吉を引きましたが、ほとんど何が書いてあったか読めません!多分、何事もよし!
境内の入り口の方に梅酒会場がありました。人でごったがえしています。
「梅銭」と呼ばれるお金に換えます。細かく覚えていないのですがお金いっぱい(1500円分の換金)。
1杯1銭から揃っているのでこりゃ15杯コースか・・?と思っていたのですが、甘い酒の罠・・そこまで飲めるものではありません。
途中で「梅酒ビール(甘い)」などで銭を消費し、何とか飲み切りました。
ちなみに境内ではしょっぱいつまみがうどんくらいしかなかったので(満腹で行ってしまったため、こちらがうどんNG)本当に逃げ場がなく、コンビニであたりめでも買っておけばよかったと心底思いました。
しかし、菅原道真公を祀った神社といったら太宰府天満宮や湯島天神なども有名ですが、もともと学問の神様を祀っている場所でなんでやってたんでしょうね・・?
通年行事には書いてありませんでしたが活況だったので、時期があえばまた行ってもいいなと思いました。今度はつまみ持参で!
6. 戦地へ赴く気分で嗜むアイリッシュコーヒー「築地」
河原町付近の喫茶店をいくつか調べていた時、こちらの近くの「喫茶ソワレ」と共に気になっていたお店です。
しかし、ソワレはなぜか大量の行列が・・名物「ゼリーポンチ」は確かにSNS映えしそうだったんだよなー・・。
で、築地です。看板かっこいいですよね。
店内も重厚感とゴージャス感が素晴らしい、クラシックな超純喫茶です。
勇ましい「戦地へ赴く系」のクラシックなBGMが続き、アイリッシュコーヒーを飲んでいたことも相まって、勝利の美酒でも飲んでいるような心地に。
ソワレもきっと楽しかったでしょうけど、こちらも非常に楽しめました。
ただ、かなり混み合っているのと曲の焦燥感で長居はしにくいですw 酔いしれるとまではいかないか・・
7. だし文化っていいよなあ「ねぎうどん」
関西に来たらやはり「だし」を楽しみたいなと思っていました。
やはりうどんかなと「祇をん萬屋」や「おかきた」「山元麺蔵」など調べていましたが、時間と場所の関係でこちらの「おかる」さんに。
店内壁には色紙と舞子・芸子さんたちによるうちわなどが、所せましと飾ってありました。
うどんはやわらかいです。だしがよく染みていました。
8. 「厩戸皇子」担として行かずにはおれない「六角堂(紫雲山頂法寺)」
「日出処の天子」をバイブルのように読み育ってきた年代(性癖?)としては、「厩戸」担としてぜひあの「六角堂」をナマで見たいなーと思っていたので、本当に六角形なのをぐるっと確認して感動したりしていました。あの、六角堂の中で独りで苦しんでいた皇子を毛人だけが救いに来るアレです。
どうでもいいですが、山岸涼子作品の中で本作が一番好きです。
9. 下鴨神社へ行く前に、カルチャー拠点を訪ねてみる「出町座」
こだわりの本屋に行くのが好きなので、今回も候補として「レボリューションブックス」や「Cafe Bibliotic Hello!」など、面白そうなお店をいくつか調べていました。
こちらは、前述した「恵文社」の帰りに「出町柳」という駅で乗り換える際に寄れると踏んでいました。
出町柳駅からは、すぐそばの鴨川を越えて4~5分くらいです。天候が良かったので鴨川でのんびりするのもよかったかも。
外観は迫力があります。併設されている映画館でかかっていたのは「カメラを止めるな!」でした。
店内は本屋というより、映画に関する資料やグッズ、映画の前後で休憩をとれるようなカフェがあります。
お昼どきだったのでカレーなど軽食を食べながら映画の上映を待つお客さんなどが居ました。暑かったのでハイネケンで癒されます。
ほろ酔いで駅に戻ろうかと思ったのですが、すぐ近くから下鴨神社への参道が続いていて、ふらふら気分よく散策。
台風の後で、結構木などが折れていたのがなかなか生々しく、そんなにかかると思わなかった参道を約15分歩き、やっと境内に着いた時はぐったり。
境内も広すぎて時間切れ。軽く手前だけ参拝の後、横道を抜けてバスに乗って市内に戻りました。
下鴨神社はとにかく広すぎるので、ついでに行くのは全然向かないです。
着物女子集団がタクシーで乗り付けていましたが、あの草履で境内廻るの何時間かかるんだろう・・行くならスニーカーをオススメします。
10. やっぱり落ち着く「イノダコーヒ」
京都の老舗といえば、やはり「イノダコーヒ」ですよね。
河原町から近いので、前述した「カフェ アンデパンダン」のランチのあと、ふらふら六角堂に向かう途中で寄ってみました。
三条店の角を折れてすぐに、本店があります。どちらも雰囲気が素敵です。
実は私、こちらのグッズも好きで、今回はコースターや飴など買って帰りました。喫煙される方はライターもかわいいのでお勧めです。