tabinoteハマです。
今回は、小市民野郎がうっかりハワイに行き、節約旅行をした話です。2回を予定しています。
1.チケットの話
日本人の行きたい旅先ランキング上位に必ず入るハワイである。
積極的に行きたい人は数多くいるが、反面いつでも行ける、と思いがちのハワイである。
昔、日本からボディボードの道具をわざわざ持っていきボーダーのメッカと言われるサンディビーチまで足を延ばすも、想定外のビッグウェーブに1度のトライで溺れかけ、すごすご帰国するしかなかったハワイである。
いつかまた行けたらな、くらいの気持ちでしかなかったのである。
話は変わるが、旅行関係の会社に転職し1年が経過した。
同僚はさすがに旅行好きも多く、さまざまなサービスを利用して遊びに行っている。
その一つに、業界用の優待価格の情報を掲載するサイトが存在する。
(閲覧は誰でも出来るが、申込みの際に「業界関係者」であるかが必須項目になるのでサイト名などは伏せておく)
ある日、社内がどよめいていた。
▼ハワイ/飛行機往復(某レガシーキャリア)
- 業界関係者 ¥25,000(税抜き)
- 関係者外(関係者帯同3名まで)¥35,000(税抜き)
6日間の日程で、私(関係者)+連れ(帯同)の2名で申込みをしておいた、ら、席を抑えたとの連絡が。
8月というハイシーズンでの日程だったので、取れる気しなかったが、まじか・・
申込書が送られてきた際、なぜか各々にTAXが¥18,270加算されていたのは正直なえたが(計¥96,540)、それでも十分安いと判断し申し込んだ。
ホテルはBookingの半額セールの日に、
▼4泊5日/1部屋
$610(約¥67,446(2017.06予約時))
で取れた。海から3分という立地にしてはかなり得だったかと。
さて肝心なのは、どれだけお得だったか、という事である。
今回の優待価格+宿(2名合計)
(飛行機)¥96,540+(宿)¥67,446=¥163,986同時期のツアー平均(2名合計)
¥240,000~¥250,000
軽く見積もっても7~8万は浮いた計算になる。
しかし、まだ準備は終わらない。
現地での命綱、Wi-fiである。
■サイトのキャンペーンをくまなく探そう(Wi-fi、オプショナル)
▼Wi-fi
一番安心なのは、日本で借りて日本で返却する事だが、
時差で+1日余計にかかる為、現地受取/返却を考えていた。
価格比較サイト経由で申し込んだところ、ちょうどキャンペーン中で1日480円×5日=2400円で予約出来てラッキー。
ただ、空港ではなくワイキキ市内で借りるしか、現在どの会社でも出来ないようなので、現地までのルートはある程度地図を見て覚えておこう。
(空港に飛んでる無料/有料Wi-fiはある)
▼オプショナル
とにかくお金さえ払えば何でも出来るハワイ。反面こちらはお金をかけたくないので、ベルトラなどの、現地でも申込みが出来るオプショナルサイトなどをブックマークしておき、テンションが上がったら申込みしようかなと思っていた(が、自力でどうにかなったので結果使わず)
こちらも、価格比較サイト経由で検索すると、本体のみ経由より安くなる事もある。
また、余談だが、価格比較サイトによっても(競争の激化により)価格設定のバラつきが多々あるので、横断的に見るようにすべし。
2.交通について
■東京~成田間は、楽天トラベルから京成バスの事前予約すると1人900円&楽天ポイントが付く。(予約せず現地払いだと1000円)
■現地空港からは、スーツケースを持っていなければTheBusで$2.5で市内へ行ける
(残念ながら中型スーツケースは断られた・・が、当たってくだけろ!)
■空港のシャトルバス乗り場で交渉すれば、片道/往復の金額を払って送迎してもらえる。どうせ必要なので帰りの予約もその場でカードで済ませた。
シャトルバス(1人15ドル×2+往復=60ドル)
■ワイキキ市内はトロリーが縦横無尽に走っており移動が大変便利だが、ピンクラインだけ現在JCBのキャンペーン中で、JCBマークがついたクレカを運転手に見せるだけで本人+1名の乗車が何度でも無料。2019年3月31日(日)までなのでぜひ多用しよう。
▼JCBキャンペーン
https://www.jcb.co.jp/campaign/c07_060trolley.html
▼ピンクライン循環場所
https://jp.waikikitrolley.com/activities/pink-line/
■ピンクラインで行けないエリアはTheBusなどで移動。
Da Busというバスアプリを事前に入れておくと、近くのバス停や時刻表、GPS付バスの現在地などが分かり大変便利。(iPhone/Androidどちらも配布)
ワイキキビーチにずっといるなら別だが、他のエリアに行くには事前にバスのルートを調べておくとよい。

DaBus
■どうにも困ったらタクシーだが特にぼられるという事はなかった。
時間がない時はふつうにおすすめ(ただし15%チップ)
Uberを日本でためしておく事を忘れたのが痛恨のミス(認証のショートメールが海外ではうまく届かない)
■TheBusを待っていたら、流しの個人タクシー(というかふつうの人が運転する乗用車)に声を掛けられた。
気づいたら連れが交渉成立させていた。2人で$5だからバスと一緒。
早朝だし車で10分くらいのところなのでまあいいかと乗ったら、ローカル情報がいろいろ聞けた(とはいえ一応外国だし、知らない車利用はおススメしない..)
・自力で移動できる距離や手段は(節約旅なら)意外に少ないので、1日に目玉を1つ~2つ行ければいいくらいに考えておくべき
・まあ、行きたい場所がワイキキ以外に多いならレンタカーが最高ですな
3.観光について
・主なホテルの拠点であるワイキキ周辺は夜中まで開いている店も多いので、旅の目的の中で一番遠い目的地から先にこなしていくと安心
(後回しにしすぎて、ビーチから徒歩3分のホテルだったのに、最終日前日の夕方にやっとビーチに入った)
思考が停止した我々は、その場でタクシーを捕まえて現地入りした($45)
帰りも乗車拒否に合うのが怖かったので、炎天下で1時間ひたすらバスを待った。行列の後ろの方は乗れなかったので(さらに1時間待ち)、節約するなら早め早めで行動しないとまあまあ厳しいかと。
シュノーケリングをしに行ったが、到着が遅れたためか、かなり沖まで出ないと水がクリアにならず、また数匹レベルしか魚を見ることができず。
ただ、湾なので海側から湾の景色や、がけの上から海の景色などが非常にダイナミックで素晴らしかった。
■マノア滝
トレッキング初級者におススメのマノアの滝へは、アラモアナからルート5番で20分~30分程度で行ける。
■ワイキキビーチ(モアナサーフライダー前あたり)
最終日前日の夕方にやっと泳ぎに行けたのだが、時間帯のせいか、波の荒さや透明度がほぼ千葉なみで、何ともいえない既視感があった。
とはいえ、サンセットビーチで日が暮れるのを横目で見ながら海につかっているのは(記事トップの写真)、非常に多幸感があったし、波の動きに合わせてチュッチュしだす外人CPをぼんやり見ながらザ・ハワイを満喫した。
■ワイキキビーチ(ワイキキウォール周辺)
で、翌日の早朝に泳ぎに行ったところ、水の透明度がクリアになっており、ハナウマ湾よりも大量の魚が泳いでいた。
ウォール内側なので波が遮断されているのか、魚が泳ぎやすいんすかね。
やはり海は朝でないとダメなんだな、という事と、ワイキキビーチでもシュノーケリングは出来る事が分かった。(面白味のある魚はいなかったけど)
どうやら街中でも毎日のようにやっているらしいマーケットだが、ダイヤモンドヘッドふもとで土曜しかやっていないという、KCCファーマーズマーケットに行こうと思い立った。
前述の個タクで向かったら、ほとんど日本人だらけというからくり・・。
とはいえ、新鮮なジュースやコーヒー、朝食がてらの軽食をほおばり、お土産にパンに塗るペーストなどを買い込んで、TheBusで市内へ戻ったら、市内の運動場でボランティアがマーケットをやっていて、あまりに閑散としていた為、逆にこっちでのんびりしたかったかな、といった気持ちに。
量が量なので、一か所であまり食べ過ぎない方が吉ですな・・
■現地ライブ
好きなアーティストが出るとかで、Blue Noteでやっているライブを観たい、と連れが言っていたのだが、始まりが23時~でまあまあの金額を取る為、行くタイミングを見失っていた。
そんな折、前述の個タクに乗っている際、野外ライブの会場を指さして「今夜ココでJack Johnsonのライブやるんだよぉ」とドライバーより耳よりの情報を得る。
夜、すでにライブが始まっている時間に現地に着き、窓口で2人入れるか聞いたところ、なぜか「1人なら入れる」と言われ混乱。
まごまごしてたらSOLD OUTの張り紙が貼られそうになる。
音漏れ聞くか・・と現場を離れかけると「1人キャンセルになったから2人入れる」と言うので(なんなん・・)入場。確か$40くらいだったかと。
たっぷり2時間半ほど楽しんだ。
そろそろ長いので2回目に続きます。