ここでは、個人旅行の体験や旅に役立つ知識などを募集いたします。tabinoteを使って実際に行った旅行のレポートも歓迎いたします。お得情報や旅のコツ、旅の楽しさを分かち合う場としてご活用いただければと思います。
「ネパールというと、山登りが目的だろう。観光はおまけ程度…」
そう思われる方が多い様ですが、街並みや自然と触れ合う旅行をしたい方にも十分楽しめる国です。
カトマンズなどの観光地(タメル地区など)は、排気ガスなどが現在は酷く、ごたごたしていますが、有名所を外した旅は素朴な人びととの交流が魅力です。
ネパールという国は、敷居が高く感じますが教育現場で英語教育をしている関係で子供でも英語が通じる国です。
トレッキング目的の外国人客も多く、観光客慣れしているので思うほど難易度は高く無い様に思われます。
ただし、日本ほど治安は良くありませんので十分な注意をしてください!
<旅行日程例>
羽田深夜発(タイ航空利用)、スワンナプーム国際空港経由、トリブバン国際空港着。
同日乗り換え、トリブバン国際空港から国内線に乗り換え、ポカラ空港へ。
ポカラのレイクサイドで1泊。
是非、立ち並ぶお店でネパール定食のダルバートをお試し下さい。
翌日、レイクサイドからタクシーでミランチョークまで行き、そこから、アスタム村まで軽トレッキングにて3時間程度の道のりを歩く。
宿泊先で、パーマカルチャー体験。
日本企業経営の「はなのいえ」に2泊。
軽トレッキング時は、はなのいえスタッフが同行の為安心。
宿泊代はお高いですが、滞在中の蒸留酒代金や、アクティビティ、ガイド代も含まれていますので計算すると高くは無い様です。
・はなのいえ:サイト
・風の旅行社による紹介
はなのいえ滞在中は、アスタム村周辺の散策、村内の小学校見学も可能。
水牛の搾乳見学、ホテルシェフによるネパール料理の料理教室、五右衛門風呂が有ったりと、珍しい経験目白押しです。
(*ただし、基本和食ですのでネパール料理が良い方は事前変更を!)
天気が良ければ、満点の星空と、ヒマラヤ山脈が目の前に広がり感動する事間違いなしです。
3日過ごした後、ポカラ空港から国内線でトリプバン国際空港に逆戻り。
この際、左側の席から天気が良ければヒマラヤが望めます。
空港着後、今度は古い街並みの残るバクタブルへタクシーで向かい、バクタブルで2泊。
朝晩、宗教音楽を音楽家が生演奏する為。エキゾチックな雰囲気を味わえます。
景色や寺院が美しく、朝晩は路上で市が立つので見飽きることは無いと思います。
食事はホテルで取らず、地元の方に混じって、小さなお店でローカルフードを楽しんで見てください。
バラウォー(ネパール版お好み焼き)、モモ、パニプリ、チャー(マサラミルクティー)、ドーナッツ、サモサなどの揚げ物類…、食べ歩きをすれば、安いですし食事はそれで十分です。
(注意:お腹に自信の無い方は、ホテルで食事をお勧めします!)
勿論、商店は英語が通じますからメニューは有りませんが安心してお入りください。
お店の方とのやりとり、見知らぬ物との出会いは思い出深い旅行になる事間違いなしです。
最終日は、お土産が乏しいネパールでのお土産探しに費やしましょう。
空港へのアクセスを考え、移動しながら空港近くのパタンに宿泊です。
買い物だけでは時間が余るので、取りあえず有名所を押さえておきます。
パシュパティナートはヒンズー教の火葬場です。
伝統的な風習を、肌で感じるのも良い経験です。
そして、パシュパティナートから近いのでボダナートもサラッと見学。
タメル地区を通り(観光地なのでベタ過ぎる為素通り)、アサン市場で欲しい物を物色。
女性の方でしたら、ここでネパールの民族衣装を購入されてはいかがでしょうか。
ここでは、スパイスなども量り売りしてくれていますので購入も出来ます。
ただ、購入時の交渉や衛生的な面を考えると市場では雰囲気を楽しむ程度にして
地元系の大きめのスーパーでお買い物をする事をお勧めします。
大きめのスーパーには警備員も常駐しているので、安心してお買い物が出来ます。
また、スーパーではクレジットカードも使えますが、手数料が高い為、両替したお金を残して置いて、最終日に手持ちの通貨を調整する意味でばらまき菓子を購入する事もお勧めします。
悪ふざけ様に「ハジモラ」というインド製の胃薬(食品コーナーにあります)をお買い求めになる事をお勧めします。緑色が比較的安心な味です。
インドではシェアーNO1の胃薬で、子供たちがおやつに食べるラムネみたいな物ですが日本人には強烈な味でして。お土産話と共に、帰国後に皆さんで食べて盛り上がれる事間違い無しです。
おまけ情報ですが、パタンではネワチェンというホテルがおすすめです。
大変賑やかな場所に有りますが、ネワ族の家=ネワチェンという意味の名前のホテルでユネスコによって整備されたホテルですからお安いお値段で素敵な雰囲気のお部屋に泊まる事ができます。
パタンでも、レストランが少ない為、観光客向けのレストランは大変高額なメニューになりますので…。バクタブルと同様で、お腹と勇気がお有りの方は地元の方が集まるお店を探して買い食いをしてみてください。つまみ食いをしている内に、あんがい満腹になります。
*バクタブル、パタン共通ですが入境証は必ず身につけて置いてください。監視員にイチャモンつけられたら、見せて入境料を支払い済みという事を伝えてください。*
そんなこんなで、日本に戻ります。
今回、各種都合で出発は羽田から。
帰国は、セントレア着。両方とも、スワンナプーム国際空港経由でした。
また、機内食はカレーが好きな為。ヒンズーミールに変更して手配しました。
ネパールは自分で手配すれば、ツアーの半額程度で回れます。
殆どの手配は、日本でwebを通して可能です。
また、ネパール在住の方が代行で各種手配をしてくれるサイトも探せば見付かります。
タクシーは交渉次第で値段が大きく変わります。
メーターはありますが、動いていないと思った方が無難です。
例 パタンからトリプバン国際空港までの金額。
現地人 400Rp~
観光客 800Rp~
倍くらい差が付きます。観光客だと3倍の値段を提示される事も多いです。
裏技として、現地の日本人やホテルの方に頼んで値段交渉して貰うと安く済みます。
今回、私たちは400Rpで空港までタクシーに乗れました。
空港から各地へのタクシーは、タクシーチケットというものを利用するのがお勧めです。
空港敷地内にあり、目的地を継げて先払いで指定業者のタクシーを利用します。
また、ガイドですが居なくても全く問題はありません。
ただし、買い物やタクシー移動の多い時だけついて貰うと便利です。
スポットで、半日や1日だけ観光ガイド兼通訳を頼むという手もあります。
自分だけのアレンジで、楽しんで見てください。
追記
また、覚え書き程度ですが参考事項として記載しておきます。
当方国内線の予約は、日本国内にてクーペで手配をお願い致しました。
色々な物を検討致しましたが、手配時は最安値でした。
また、ネパールと日本でのメールの不達が頻繁に起こるようで、大事なメールは無事到着したのか等。確認を必ずしてください。
携帯電話のSIM契約ですが、簡単にできて現地では大変重宝しました。
中級ホテルでは、ホテルにWi-Fiの設備があると書かれていても、速度が遅かったり、ロビーで使えても部屋には電波が届かなかったりと不安定な事が多い様です。
インターネット通信を使いたい方には、SIM契約をして、テザリングをしてインターネット環境を整えられる事をお勧めします。
現地通貨調達方法ですが、両替とクレジットカードでのキャッシングと2種類あると思いますが。クレジットカードキャッシングは、1回に付き400Rp手数料が掛かる為注意してください。他国でのキャッシングと比べてかなり高額な手数料だと思われます。
また、カトマンズのチェーン店のスーパーではクレジットカード払いが使用できました。利用した店舗では手数料が掛かりませんでした。
今回のリポーターは…
yuki 様
海外旅行好き、パック旅行嫌いの30代女性です。
いつも主人と2人で、個人手配で海外旅行に出かけています。
(写真:yuki様、Google)