ここでは、tabinoteを使った旅行の体験や知識を共有していきたいと思います。お得情報や旅のコツ、旅の楽しさを分かち合う場としてご活用いただければと思います。
緊急レポート クアラルンプールLCCTターミナルが新しくなった!!
はじめに
tabinote田口です。
エアアジアのハブ空港であるクアラルンプール国際空港LCCターミナル(LCCT)は、われわれ貧乏アジアツーリストの母港とも言える空港だ。
僕も成田・羽田以外では一番利用した空港だと思う。
だが、省コストを徹底したその建物は、倉庫と見まごうばかりのお粗末なもの。
もちろんボーディングブリッジなどないので、毎回搭乗口までゾロゾロと歩いて行くのが名物だった。
市内とのアクセスも悪く、片道1時間のボロいバス(安いけど)に揺られなければならなかった。(豪雨で荷物がびしょ濡れになったことも)
KLIA2
ところがこのLCCTがリニューアルし、KLIA2(Kuala Lunpur International Airport2)として生まれ変わったという。
“Klia2 – the purposed design“. Via Wikipedia.
長い間できるできるといいつつ一向にオープンする気配がなかったので完成予想図を見ても信じられなかったのだが、いよいよ本当にオープンしたようなのでさっそく行ってみた。
うおお!!できてる!!!ボーディングブリッジがある!!!!とまずそこだけで感動。
エクステリア/インテリアもすごいのだが、イミグレ>税関などの動線も驚くほど改善されており、ものの15分ほどで入国できた。
カートもどこかの空港のように有料などケチなことは言わず無料で貸してくれる。
ゲートを出てすぐに携帯キャリアショップが並ぶ。プリペイドSIM派にはうれしい。
ピクトグラムにしたがって進んでいくだけでアクセス鉄道「KLIA EXPRESS」の改札が現れる。これに乗ればクアラルンプール中心のKLセントラルまで30分だ。
翌日のフライトが早い場合はターミナルから濡れずに歩いていけるエアアジア直営の格安ホテル「Tune Hotel」に泊まるのもいいだろう。
旅行を楽しんだらいよいよ帰国だ。KLIA EXPRESSを降りたらモニターで帰国便を確認しよう。
“KLIA2 getting around map” by Walkingkamus – Own work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.
その前にメインターミナルに隣接した複合商業施設「gateway@klia2」をチェックだ。
ヘタなショッピングモールよりも店舗は充実している。と言っても「ヴィトン」や「グッチ」のような手の出ない高級ブランドは皆無なので、安心して買い物ができるぞ。
ちょうど僕が行った日にユニクロがオープンしていた。まだまだ工事中の店も多く、これからさらに充実していく模様。
スーパーマーケットまである。デリで買った弁当やフルーツをその場で食べることもできるぞ。
そして中2階には巨大フードコートがある。世界のフードコートには一家言ある僕だが、店舗数、料理のバラエティ、価格、内装、すべて言うことなし。自信を持って現時点で世界一のフードコートと断言しよう。電源、無料無線LANもあるので、ラウンジなんかなくてもここで十分仕事ができる。もちろんいくら長居してもなにも言われない。
フードコート以外にもおしゃれで個性的なレストランがたくさん。
食事が終わったらチェックインカウンターへ。カウンターも増え、以前ほど行列に悩まされることもなさそうだ。
チェックインが終わったらいよいよ出国。出国後のエリアにもレストランやショップがたくさんあるので安心してほしい。
というわけで丸一日いてもまったく退屈を感じなかったKLIA2。予想を遥かに超える素晴らしい空港ターミナルに変身したようだ。