緊急寄稿! 本場・中国の四川省でパンダに溺れよう!

tabinoteワタベです。
ご存じの方も多いと思いますが、さる2017年6月12日、東京の上野動物園で5年ぶりとなるパンダの赤ちゃんが生まれました。
上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」

連日パンダのニュースが報道され、まるでやんごとなき方の動静のように赤ちゃんパンダの一挙手一投足が注目されるこのご時世。仕方ないですね、やっぱパンダってかわいいですからね。


さて、筋金入りのパンダ好きから最近の報道でにわかファンになってしまった方々まで、思う存分飽きるほどパンダを見ることのできるスポットをご紹介します。
中国は四川省の省港・成都の郊外にある「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」がその施設。
成都ジャイアントパンダ繁育研究基地

中国固有の希少動物であるジャイアントパンダの生態研究と保護・繁殖のためのれっきとした国家機関ですが、有料のエサやり体験や抱っこしての2ショット撮影など観光客を意識した仕掛けもばっちり。もちろん成都観光の目玉ともなっています。

私が向かったのは6月の平日昼間。成都の市街から車で1時間ほどとのことで、タクシーを拾いました。
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(イメージ画像)

タクシー料金はすこぶる安く、1000円しなかったと思います。公共交通機関の場合はバスがありますが、市街からは乗り換えもあって多少面倒です。素直にタクシー利用がいいと思います。帰りも入り口前に数台停まっているので困ることはありません。
成都ジャイアントパンダ繁育研究基地 交通案内


さて、入り口では巨大なパンダ像がお出迎えです。
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前日に成都の広場で見た巨大な毛沢東主席像に劣らぬそのスケール。当地でのパンダの地位の高さを感じます。
入り口付近はミュージアムショップっぽくパンダグッズが売られていますが、出来はかなり残念。上野のぬいぐるみのクオリティを見習ってほしいものです。

内部はほとんど森というか山そのまま。敷地は36.5ヘクタールと、上野動物園の2倍以上の広さ。
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歩行路は整備されていますが、その両脇は網やフェンスもなく、自然そのままがひろがっています。

しばらく歩いて行くと….居ました!ジャイアントパンダの群れ!
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ありがたみが薄れるほど、ホントにゴロゴロいます。
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寝転がって竹を食って…いい身分です。うらやましくなってきました。
日本ではお馴染みのタイヤはありません。
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やばい、かわいい。
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超かわいい。
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クソかわいい。
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じーっと見ていると、死体かと思うほど微動だにしない個体もいれば、落ち着きのない個体も居ます。
中にはフーッ!と荒い息を吐いて小突き合っている群れも。そのどう猛さに、パンダも野生動物なのだなという当たり前のことを実感します。
コブラクローで仲間を押さえつける個体を激写。
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しばらく歩いて行くとレッサーパンダのブースがありますが、誰も見向きもしません。少々哀れではあります。
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広い中にジャイアントパンダのブースが点在し、どこも似たような景色なので方向感覚が曖昧になり、結構歩かされます。


前述の通り、この施設の目玉はパンダを抱っこしての2ショット撮影
私が行った時点の費用は…、なんと1000元!当時のレートで1万7千円くらい?というとんでもない価格で、試す勇気はありませんでした。

現在はサイト上にも全く情報がありません。最終的に費用は1800元(およそ3万円!)にまで高騰したようです。
公式な情報ではありませんが、パンダが人に怪我を負わせたために禁止されたというタレコミを見つけました。「熊猫伤人的事故了」だそうで….。やはり野生動物を舐めてはいけないということでしょうか。
https://www.zhihu.com/question/38213918

野生のクジャクが歩道に現れますが、ここではパンダが王様。誰も見向きもしません。
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たっぷりと歩いて園の外へ。6月の四川は気温30度近く。汗がにじんできます。
この後は市街に戻り、四川料理を食べて残りの汗を流しました。
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というわけで、パンダファンなら一度は見ておきたい成都のジャイアントパンダ繁育研究基地。
四川省はANAの直行便もあり、食もおいしく人は暖かく実にいいところでした。次の旅先候補として、いかがでしょうか。