世界の街を走ってみる~ コペンハーゲン

tabinoteワタベです。
不定期連載として、世界のいろんな観光都市でのランニング体験を紹介します。
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今回はデンマークの首都、コペンハーゲンです。
古今東西、ランニングの名所と言えば海岸沿いや川べり、お堀など水にちなんだコースと決まっています。運河と川に囲まれたコペンハーゲンはまさにランニングにぴったり。市街の中心部には湖があり、その周囲がランニングの定番コースになっているとか。

そして、コペンハーゲンは工場をもたないファントムブリュワリーとして知られるクラフトビール界の巨匠・ミッケラーのお膝元。ミッケラーは世界各国にショップを展開しており、日本でも東京は渋谷のとてもディープなエリアに店舗があります。創設者のミッケラー氏自身がランナーで、各国でランニングイベントを開催していたりします(私が訪れた時はイベント日とずれており、参加できませんでした)。

(写真は渋谷店のもの)

そんなランナーの聖地コペンハーゲン。
幸運にも3月頃に訪れる機会があったので、早速走ってみました。


スタートは宿のあるコペンハーゲン中央駅の西側。
駅の西側は治安もなかなか悪いらしく(これはガチ)、昼なお暗い通りには目つきの悪い男達も多数…。しかし、ランナーであれば目深フードの男たちの間を通り抜けてもまったく問題ありません。知らない街を探索するにはランニングがおすすめです。
ちなみに、ミッケラーのコペンハーゲン店舗も駅の西側にあります。

跨線橋を通って駅の東側に。いわゆる繁華街や観光スポットは東側にひろがっています。目的の湖も東側。

こちらは駅の真正面、かのアンデルセンも訪れたという世界最古の遊園地・チボリ公園。
あいにく冬のこの時期は閉館していました。夏に訪れるとにぎやかでしょうね。
すぐ近くにはパン屋のアンデルセンがあります。そう、あの広島のアンデルセンです。

そのまま通りを西へ。コペンハーゲンのランドマークの1つ、クリスチャンボー城を目指します。現役の国会議事堂として使われているそうです。
クリスチャンボー城から橋を渡って南東に向かうと、自由都市クリスチャニアにたどり着きます。そちらを巡るのもおすすめですね。

さて、クリスチャンボー城を過ぎてしばらく行くと、運河沿いにカラフルな家が建ち並ぶ観光スポット、ニューハウンが現れます。
天気がよければもう少しいい絵になったのでしょうが、まだまだ冬の気配が残る北欧。どんよりしています。
おしゃれなカフェなどが並ぶ中にストリップ劇場があったりもして、一筋縄ではいかない感じです。

クリスチャンボー城とならぶもう1つのランドマーク、アマリエンボー宮殿へ。
朝早くから衛兵さんが立っています。お疲れですね。

市の西端にあるカステレット要塞に到着。港沿いに築かれた五稜郭のような星形の要塞跡で、現在は公園になっています。
一面の芝生と海、適度にアップダウンがあり、とてもいい風景です。

このカステレット要塞の見どころの1つが、あの人魚姫像。シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧とならぶ世界3大がっかり名所に挙げられる、あの人魚姫像です。

あれか。

まあ、がっかりしますね。

コペンハーゲンにはいろいろな見どころが多いので、その中でも確かに見劣りします。
人魚姫の写真を撮っているのは、わずかにアジア人観光客ばかり。人魚姫の物語とはまた違ったもの悲しさが濃厚にただよっていました。

引き返し、湖の方向へ。
メトロの工事中。街の風景がいちいち絵になります。

そして、こちらが本日の目的地。ランニングコースとして有名な湖です。
5本の橋で区切られた長方形の人工湖で、一周6kmあまりです。

岸辺にはランニングショップも。

水辺にひろがる瀟洒な街並みを見ながら走っていると、飽きることがありません。

湖を東端まで走るとちょうど駅の近く。そのまま宿に戻りました。

気温が低かったせいか、結構いいペースでした。
この後シャワーで汗を流し、水分補給のためミッケラー本店に向かいました…。


コペンハーゲンは市街がコンパクトで高低差も少なく、自転車や歩行者にフレンドリーな街のつくりで走りやすかったです。
特に湖の外周やカステレット要塞はすばらしいですね。
あちこちにスーパーやコンビニ(コペンハーゲンにはセブンイレブンがあります)があり、補給も容易でした。
残念ながら公衆トイレは日本ほど豊富にないので、宿や駅、カフェなどトイレが使える場所を事前に調べておき、有料トイレ用の1ユーロコインを数枚ポケットに忍ばせていきましょう。