LCC利用でもOK!!Priority Passでラウンジを使おう

tabinote田口です。みなさんは空港に設置されているラウンジを利用したことはありますか?
「いつも利用しているよ!」という方はこの記事は読まなくても構いません。
「知ってるけどわたしには縁がない」「は?なにそれ?」というあなた、ちょっと読んでみてもらえますか?


ラウンジってなに

ラウンジ(エアポートラウンジ)とは、航空会社またはクレジットカード運営会社が運営する空港内にある待合所です。
場所によって設備は異なりますが、座り心地の良いソファー、マッサージチェア、軽食(きちんとした食事が出るところもあり)、シャワー、無料無線LAN、パソコン、コピー機やプリンターなどのビジネスツール、などが用意されています。
一般的にクレジットカード会社ラウンジは保安検査場前に、航空会社ラウンジは保安検査場の内側(搭乗口近く)にあります。

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サンフランシスコ国際空港ラウンジ

ラウンジが使えるとこんなに便利

空港での待ち時間って結構長くなることが多いですよね。
特にLCCを使った乗り継ぎなどは空港で8時間待とかもザラです。
元気があれば市内観光など行ってもいいのですが、長いフライトの後はやっぱりゆっくりしたいものです。
それに4時間とか中途半端な時間も多く微妙ですよね。
しかし空港内で時間を潰すのは結構つらいものです。うまくいい椅子が確保できればいいのですが、混雑時はそれもままなりません。
そんなときにラウンジがあれば、ゆったりコーヒーやビールを楽しみながらふかふかのソファーでぼんやりできるのです。
また、ほぼ確実に無線LANが使えるのも嬉しいですね。最近は一般エリアで無料無線LANを提供している空港も多いですが、いちいち登録しなければならなかったり、時間制限があったりといまいち使い勝手が悪いです。
乗り継ぎ便でなくとも搭乗時間ギリギリに空港に駆け込むのではなく、早めについてラウンジでリラックスしておけば、辛いフライトも多少は楽になります。

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こんな経験ないですか?つらいですよね……。

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香港国際空港ラウンジ

ラウンジを使うためには

さて、こんなすばらしい空港ラウンジですが、残念ながら使うには条件があります。
乗り継ぎなどで使うのは基本的に航空会社が運営するラウンジなのですが、そもそもラウンジは各航空会社が上級会員向けに作った施設です。
つまり、利用するには各航空会社(または所属するアライアンス)のゴールドメンバーである必要があるのです。
また、上級会員でなくともビジネスクラス以上の航空券があれば入場できます。

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光り輝く「Cクラス(ビジネス)」チケット。「Lounge Invitation」と記載がありますね。

この時点で多くの方は「あ、自分には関係ないな」と思ったのではないでしょうか。
もちろん僕も思いました
そう。Priority Passを知るまでは。

年間1万円でラウンジを使い放題

ところが、です。このすばらしい空港ラウンジを年間10000円で使う方法があるのです!
もったいぶらずにお教えします。
それは「Priority Pass」です!!

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これがPriority Passだ!

このパスさえあれば、世界120カ国以上、400都市にある700ヶ所を超えるラウンジを無制限に利用できるのです。
通常このパスの利用料金は年間399ドル(47400円)になります。

あれ?10000円って書いてなかった?

はい、ここからが本番です。
通常は年間399ドル必要なPriority Passですが、このパスが無料でついてくるクレジットカードがあるのです。
以下がそのリストとなります。

・楽天プレミアムカード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
・JCBプラチナ法人カード
・SBIプラチナカード
・JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
・JAL・JCBカード プラチナ
・シティ プラチナカード
・三井住友VISAプラチナカード

カードの名前を見ただけでおわかりと思いますが、いわゆる「プラチナカード」です。これは「ゴールドカード」のさらに上級会員向けカードです。当然審査基準(年収・ローン残高・持ち家の有無など)は厳しくなりますし、年会費もお高くなります。
「そんなの一般人には無理」とお思いでしょうが、リスト最上段にご注目ください。
はい、「楽天プレミアムカード」です。

年会費はたったの10000円。そのうえほぼ常時やっているキャンペーンに参加すれば入会特典として楽天ポイントが10000ポイント付与されます。つまり実質初年度無料ということですね。
さらに重要なポイントは、このカードだけ他のカードと比べて審査条件が緩いところにあります。
もちろん断言はできませんが、他のカード会社の審査を落ちた人でも楽天カードだけは取得できたという事例は多いようです。

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ロサンゼルス国際空港ラウンジ

メリットとデメリットを考慮し判断しよう

とは言え、「ラウンジなんて年に何度も使わないよ」という方もいるでしょう。
ですが、楽天プレミアムカードにはPriority Pass以外にも多くのメリットがあります。
特に日常的に楽天市場で買い物をしている人には、頻繁に行われている楽天ポイント増加キャンペーンが魅力です。
どちらにせよ海外旅行にはクレジットカードは必須、ポイント還元率も1%あり単純にクレジットカードとしてもかなり条件のいいカードだと思います。
ただし、デメリットもあります。ここでは両者を公平な立場で記載しますので、最後はトータルで判断してください。

◎メリット
・Priority Passで700ヶ所を超えるラウンジを無制限に利用できる。
・Priority Passで使えるラウンジ以外に、国内28空港でクレジットカード会社ラウンジを利用できる。
・年会費10000円(キャンペーンに加入すれば初年度無料)
・入会審査が通りやすい
・利用100円ごとに楽天スーパーポイントを1ポイント付与。(楽天市場で購入した場合のポイントとは別に付きます)
・還元率1%。上記と重なりますが、現在のクレジットカードは還元率0.5%が主流です。
・最大5000万円の海外・国内旅行付帯保険がついてくる。
・手荷物空港宅配サービスチケットが年2枚もらえる。

△デメリット
・Priority Passで利用できるラウンジがない航空会社もある。(利用できるラウンジは専用スマホアプリをDLすることで確認できます)
・深夜は閉まっているラウンジがほとんど
・カード所持者しかラウンジには入室できない(別途料金を払えば入室できるところもある)
・年会費10000円が必要(無料のカードも多い)

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クアラルンプール国際空港LCCターミナル(KLIA2)ラウンジ
(エアアジアを頻繁に利用する方はこのラウンジが本当に重宝します。乗り継ぎ時間長いですし)

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ワーストエアポートランキングの常連であるネパールのトリブバン国際空港。遅延が頻発するのにロクな休憩場所もありませんが、なんとここにもPriority Passで入れるVIPラウンジがありました。いつ来るともしれない飛行機を待って空港に待機する難民たちを横目に飲むタダビールは最高でした。

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以上、完全にtabinote田口の主観でお送りしました。
楽天プレミアムカードに入会してすでに5年はたっていますが、年会費のぶんは回収してお釣りがくるくらいはメリットを享受しています。
この記事はいわゆる「パブ記事(企業から対価をもらって広告目的で書く記事)」ではありませんが、もしこの記事で興味をもって楽天プレミアムカードに入会しようかなというかたがいらっしゃれば、下記リンクから申し込んでいただければ、tabinoteにわずかですが広告費が入ります。貴重な運営費用になりますので是非に!(もちろん強制ではありません)



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