tabinote田口です。はじめてのフィリピンについてです。
・はじめてのフィリピン(前編)
・はじめてのフィリピン(後編)
・はじめてのフィリピン(おまけ編)
フィリピンに行ってきた。
理由は「まだ行ったことがないから」、それだけだ。
とりあえずいちばん安かったキャセイの成田発香港経由マニラ行き片道航空券を買った。飽きたらチェンマイに戻るつもりなので帰りの航空券は買っていない。
普段から下調べをほとんどしないオレだが、今回は仕事が詰まっていたこともあって本当になにもしていない。
いや、実を言えば少しだけググってはみたのだが、「危険」だの「強盗」だの「ボッタクリ」だのろくでもない結果しか出ないので嫌になった、というのが正直なところだ。
まあよくわからないけど行けばなんとかなるだろ。
というわけで出発当日の朝まで徹夜で仕事をしていたのだが、午前1時頃に衝撃のメールが届いた。
要約すると「お前の予約した便は5時間ほど遅れて14:45発になったから」というものだ。
え???
本来は成田発9:10、香港で乗り換えて夕方にマニラに着いているはずの便だ。ホテルも初日だけ取ってある。
さらに間の悪いことに、夜チェンマイからやって来る妻をターミナルまで迎えに行くというミッションもある。
今日中にマニラに着かないとかなりめんどくさいことになるのだ。
が、よく読むと「接続便予約してあるやつは代替便用意するよ」と書いてある。深夜なのでコールセンターにも繋がらない。
しょうがない、よくわからないが予定通り始発で成田に向かう。
なんとか7時前に成田に到着。キャセイのカウンターで事情を説明する。
なんと、JALの直行便に振り替えてくれるそうだ。
しかも機材は最新鋭のB787。ラッキーすぎる。
普段はほとんどLCC、そうでない時はスターアライアンスの航空会社を使っているのでJALの国際線は実ははじめて。
機内食のうまさとCAさんのホスピタリティーに涙しているうちに、フィリピンはマニラ、ニノイ・アキノ国際空港に到着だ。
ところでこの空港は、世界ワーストエアポートで常連なことで有名だ。
その中でもオレが到着するターミナル1は施設の古さからも悪名高いところである。
た、たしかにこれはヤバイ。
あちこち工事中であることをさっぴいても相当まずい部類に入る。
空港のトイレで強盗にあったという記事をみかけたが、さもありなんという荒廃具合だ。
とにかくとっとと抜け出てホテルに直行するに限る。
というわけで、初日だけ無料送迎付きのホテルを取ったため、悪名高いタクシー運転手の相手をすることもなくマイクロバスでホテルに向かう。
ニノイ・アキノ国際空港にはターミナルが4つあり、オレが降りたのはターミナル1、ホテルはターミナル3至近なので、すぐだろうと思ったら、これがとんでもない。大渋滞で1時間くらいかかった。
ほうほうの体でホテル着
少し高いだけあってすばらしい部屋だ。ようやく人心地つく。
Remington Hotel(agoda)
しかぁし!無線LANが貧弱ぅううう!!!
3時間ネットに繋がらないと死ぬ奇病にかかっているためやむを得ず空港に戻りSIMを探す
ターミナル3は、ターミナル1と比べると新しくそこそこきれい。
GLOBEとSMARTという2つのメーカーのブースがあったので後者を選択
1ヶ月の無制限インターネットアクセスで1100PHP(フィリピン・ペソ)程度。
スピードもそこそこ早く。テザリングでPC使っても快適。
(レートは1PHP=約2.7円)
近年マニラには外資系大型カジノリゾートが続々進出している。
宿泊先のホテルも実はマレーシアのゲンティン財閥が運営するカジノリゾート「Resort World」の一部。
オレはカジノではブラックジャック(BJ)専門なのだが、フィリピンはマレーシア同様BJの亜種Pontoonのテーブルが多い。
基本ルールは同じだがストラテジーが全く異なるのであまりプレイしたくない。
初日は1時間ほど様子見しただけで退却。
翌日はタクシーに乗ってモール巡り。
ホテルでもらったタクシー乗車の際の注意書き。かなり物騒なことが書いてある。
向かったのはフィリピン最大のモール「SM MALL OF ASIA」。
いまいち伝わらないとは思うがとにかくデカい。
しかし、フードコートは意外とこじんまりとしていた。
圧倒的に地元フィリピン料理が多い。
肉と魚介を中心にした揚げ物中心。東南アジアには珍しくあまりスパイスの効いた料理は見かけなかった。
カレカレと呼ばれるモツを使ったシチュー。カレーに似ているがカレーではない。
翌日はマニラ市街のホテルに移動。
Waterfront Manilla(agoda)
こちらもカジノホテルだが、外資ではなく以前から営業していた老舗。
いい意味で昭和の鉄火場ぽい雰囲気が残る味のあるカジノだが勝負の場としては厳しい。
部屋はリノベーションされたばかりのようできれい。
景色はあまりよくないけれど……。
市街地を散歩してみる。
昼間に限ればそれほど危ない感じはしない。暑いけど。
屋台で揚げた芋を買う。うまい。
にわか雨で路面が濡れるととたんに涼しくなる。
モール発見。
Robinsons Place Manilla
SM MALL OF ASIAほど大きくはないが、雰囲気はいい。
もちろんフードコートに直行。
みごとにフィリピン料理のみだ。味付けは甘くて辛いだけというアジア料理にしてはめずらしく単純な味。小学生味覚のオレにはとても親しみやすい味だ。
適当に指差し注文。
ごはんがパサパサなのはちょっとなあ、炊き方を教えてあげたい。
もう一軒、今度はマカオ資本のカジノリゾート「City of Dreams Manilla」へ。
プロモーションフィルムにはなんとデ・ニーロとディカプリオが!!(監督はスコシージ)
こちらはBJ卓も多く快適にプレイできた。
客層もマカオより上品な気がするし、なにより混みすぎていないところがいい。
調子よく勝ってあぶく銭ゲット!!!!
あぶく銭は直ちに使わなければなりません。
というわけで翌日飛行機でマニラを後にします
To be Continue……