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tabinote田口です。
私がそれでも福岡市に住み続ける、その魅力を6つにまとめて語ります!住と食のクオリティが高すぎる。
という記事をきっかけに、ブロガーの中で「その街の魅力を語る」という企画が流行しているようです。
東京(練馬)とチェンマイの二重生活をはじめて1年になる僕もさっそく便乗してやってみましょう。
【チェンマイ】
1.物価が安い
やはりこれが大きいですね。円安になったとはいえ、日本との物価の差は歴然です。
おいしいヌードルやぶっかけご飯なら1食40バーツ(1バーツ≒3円)。ちょっと贅沢したとしてもせいぜい200バーツ。食費が安すぎて誰も自炊しません。
住居も安いです。シャワーの付いたゲストハウスなら個室で1泊200バーツくらいから。1週間や1ヶ月単位で契約すればさらに割引されます。本格的なマンション(サービスアパートやコンドミニアムと呼ばれる)も10000バーツ/月くらいから豊富に用意されています。
2.無線LAN環境が充実
多くのゲストハウスやホテルは無線LANが完備されています。中にはロビーでしか使えないところもありますが、街中にあるカフェの多くは無料で無線LANを提供しています。コーヒー1杯(40バーツ程度)で何時間いてもいやな顔されません。僕は日中はほとんどカフェで仕事をしています。
3.とにかくゆるい
日本や韓国、香港などはせっかちで働き者が多い印象ですが、東南アジア、特にタイの人は本当にのんびりしています。昼間は適当に働き、夜はビールとおいしい食事で友だちと楽しく過ごします。(格差や貧困がないというわけではありませんが、近隣諸国ほどひどくはありません)
もちろんそのことで多少不愉快な思いをすることもゼロではありませんが、それも笑って許せてしまえるのです。
一日中地面に寝っ転がっている野生の犬や猫がたくさんいるのもポイント高いですね。ほとんどの犬は吠えもせずただ寝ているだけですので、苦手な人も大丈夫です。
4.街がコンパクト
巨大都市バンコクと違いチェンマイ市街地の規模は本当に小さいです。バイクで1時間も走れば街を1周できてしまいます。空港アクセスも市街地まで15分程度です。
ただし公共交通機関はあまり発達していません。市内交通は主にトゥクトゥクとソンテウと呼ばれる小型トラックになります。どちらも値段交渉が必要なので多少面倒ですが、慣れればどうということはありません。
僕はいつもレンタルバイクを利用しています。200B/1日程度かかりますが、行動範囲が格段に広がるので、それだけの価値は絶対にあります。(利用にはパスポートを預ける必要があります。免許証提示の必要はありませんが、万一事故を起こした場合は必要になると思います)
バイクがあれば近郊の大型ショッピングモールや動物園・ドイ・ステープといった観光地などにも気軽にアクセスできます。
5.寒くない
寒がりの自分にとってこれはとても重要です。一番冷え込む1月でもTシャツの上に一枚ジャージを羽織ればなんとかなるレベルです。
とは言え特に4~5月はたいへんに暑いです。40度を越える日もザラなので暑いのが苦手な人には辛いでしょうが、日中はクーラーの効いた部屋でしのぎ、夜に活動すればなんとかなります。
6~9月は雨季ですが、日本の梅雨のように毎日降り続くわけではなく、猛烈なスコールが多いのでそんなに厳しくはないです。
6.食事がうまくて安い
タイ料理が安くておいしいのは当然ですが、チェンマイは移民も多く、多くの旅行者も集まりますので、世界各国の料理を楽しむことができます。もちろんタイ料理よりは高くつきますが、それでも日本で食べるよりは安いです。また、ブームということもあり日本料理が特に豊富です。お約束の寿司や鉄板焼きだけではなく、ラーメン、うどん、カレー、牛丼、モツ鍋なんてものもあります。そして、そこそこうまいです。
というわけで自分的にはほぼ文句のつけようがない住環境であります。
もちろんデメリットもあります。
・田舎すぎて退屈
基本的になにもない街です。一週間も過ごせばめぼしい観光地も行き尽くし、あとはカフェや市場、ショッピングモールくらいしか行くところがありません。
・日本のモノを取り寄せにくい
不可能ではないですが日本で買うよりは割高になります。これは当たり前ですね。なので完全移住は僕には辛いです。
・大気汚染が結構ひどい
主に排ガスによる大気汚染が問題になっています。特に埃っぽい乾季は結構きついです。バイクに乗る際にはマスクが必須になります。
・友だちを作るのが難しい
もちろん努力すればできるのでしょうが、語学の問題もありなかなか難しいですね。また、たとえできたとしても、やはりたまには日本に戻って日本の友だちと飲みたくなります。
というわけで僕は東京とチェンマイの二重生活をかなり楽しんでいます。
今のところ2ヶ月に1回、2~3週間ずつチェンマイを訪れているだけですが、今年はもっと頻度を上げていきたいと思っています。
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